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会計税務企業型確定拠出年金について

2024.7.1

Question 歯科医院・クリニックに勤めるスタッフの福利厚生のために企業型確定拠出年金に入った方がよいのでしょうか。iDeCoと何が違うのでしょうか。
Answer 歯科医院・クリニックに勤めるスタッフの将来の年金の積み立てを医院で行うことにより、福利厚生になります。また、歯科医院・クリニックが負担した掛金は全額損金が可能です。

企業型確定拠出年金とは?

歯科医院・クリニックが毎月掛金を積み立てし、歯科医院・クリニックに勤めるスタッフである加入者が年金資産を運用し、将来年金を受け取る制度です。

掛金の負担は?また、限度額はあるのでしょうか?

掛金の負担は歯科医院・クリニックが行います。他の年金基金に加入されていない場合、55,000円が上限となります。

企業型確定拠出年金のメリットは何でしょうか?

歯科医院・クリニック側は負担した掛金は全額損金へ算入することが可能です。

歯科医院・クリニックスタッフ側は、将来の年金積立の掛金を歯科医院・クリニックが負担してもらえ、iDeCoよりも掛金が多くできることがメリットとなります。

また、金額が少なくなりますがスタッフがiDeCoに加入していても併用可能です。

iDeCoとの違いは?

個人型確定拠出年金であるiDeCoは、歯科医院・クリニックスタッフが個人的に行うものです。

掛金を歯科医院・クリニック側で負担することはできません。

企業型のiDeCoプラスであれば、一部条件を満たせば事業主負担を加えることが可能ですが、上限は月23,000円となります。

歯科医院・クリニックスタッフが辞めたときはどうなるの?

企業型確定拠出年金を加入後、加入された歯科医院・クリニックスタッフが退職される場合は、次の職場が企業型確定拠出年金に加入されている場合、その職場が加入されているところに引継ぎが可能です。次の職場が加入されていない場合は、個人型のiDeCoで引継ぎを行います。

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