最近の補助金では保険診療に使う機器は対象外とされていますが、今回の助成金はその制約がない点が大きな特徴です。また、機器購入だけでなくシステム等導入費用、新たな施設を借りる不動産賃借料も対象となり、幅広く活用できる助成金となっています。
東京都中小企業振興公社のHP
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kankyo-sokuo/index.html
■ 対象となる取組み
<既存事業の「深化」>
・高性能な機器、設備の導入等による競争力強化・生産性向上の取組
<既存事業の「発展」>
・新たな商品、サービスの開発
■ 具体例
- 高性能な口腔内スキャナを購入して、競争力を増したい ⇒ OK
- 3Dプリンターを購入して、院内技工の生産性を向上したい ⇒ OK
- 最新のノートPCを使って、事務処理を行いたい ⇒ 汎用的な機器のためNG
- 今よりも性能の良い中古医療機器に買い換えたい ⇒ 中古品のためNG
■ 注意点
- 交付決定日から1年間が助成対象期間となり、この期間内に契約・実施・支払を完了させてください。
- 助成対象期間終了後、原則1カ月以内に「実績報告書」及び経理関係書類を提出します。
- 過去に東京都や厚労省からの助成金などを採択されて受給された場合、申請できないケースがあります。