「補綴歯科専門医制度」が日本歯科専門医機構理事会で広告可能とされている歯科の専門領域として認定されました。2002年に広告規制の緩和により標榜が可能になった先行の5つの領域「口腔外科」
「歯周病」「小児歯科」「歯科麻酔」「歯科放射線」に加えて、20年ぶりに新領域における専門医が誕生したことになります。
補綴歯科専門医の認定は、日本補綴歯科学会と日本顎咬合学会にて共同運用され、双方の理事会での承認後、日本歯科専門医機構の審査を経て承認されます。
「補綴歯科」というワードが一般的な言葉として認知されるような周知活動や、大学をはじめとする教育機関が不足している地域において、地域の歯科診療所を研修機関として認定することなどが検討されています。
広告可能事項の記載について
( 厚生労働省「医療広告規制におけるウェブサイトの事例解説書 (第2版)」より抜粋)
今後、歯科医師の専門性の資格名として補綴歯科専門医であることを医院のホームページなどに記載できるようになります。
下記の2点については必ずご記載ください。
・専門性の資格名を記載する
・団体名を記載する
※「○○専門医」「○○学会認定 専門医」のように専門性を表す資格名のみ、または団体名のみでは広告に記載することができません。
※具体的に、いつから、どのような資格名にて記載が可能となるかは公表されていません。
図のように、容易に照会できるように問い合わせ先(電話番号、E メールアドレス等)を明示すれば、厚生労働大臣が届出を受理していない専門性資格として記載することができます。限定解除要件を満たせば現時点でも広告可能です。
今後、新しい情報が公開されましたら追ってお伝えします。