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会計税務後期高齢者医療制度の変更について 

2022.12.1

Question 2022年10月1日より75歳以上の方の医療費の窓口負担割合が変更になると聞きました。変更点と 医院・クリニックでの対応を教えてください。
Answer 2022年10月1日から、医療機関等の窓口で支払う医療費の自己負担割合が、現行の「1割」または 「3割」に、新たに「2割」が追加され、「1割」「2割」「3割」の3区分となります。 75歳以上の方で一定以上所得のある患者様は、現役並み所得者(3割負担)を除き、自己負担 割合が「2割」になります。

■制度の変更点

2022年10月1日から、医療機関等の窓口で支払う医療費の自己負担割合が、現行の「1割」または 「3割」に、新たに「2割」が追加され、「1割」「2割」「3割」の3区分となります。
75歳以上の方で一定以上所得のある患者様は、現役並み所得者(3割負担)を除き、自己負担 割合が「2割」になります。

■制度の概要

1.対象となる患者様

75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が2割になります。
尚、全国の後期高齢者医療の被保険者全体の内、約20%の方が対象です。

2.負担を抑える配慮措置

2022年10月1日から2025年9月30日までの間は、2割負担となる方について、 外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う1か月の負担増加額を3,000円まで に抑えます。

■医院・クリニックの対応

1.被保険者証の自己負担割合、有効期限にご注意ください。

2022年度は、後期高齢者の方の保険証が、2022年7月と2022年9月に2回交付されます。 2022年7月交付のものは2022年9月末期限です。

2.負担を抑える配慮措置について

同一の医療機関での受診で、配慮措置による窓口負担の上限額に達した場合には、上限額以上、 患者様の方から窓口負担をお支払い頂く事はできません。 後期高齢者医療においては、窓口 負担割合が2割の方で、1か月の外来の診療報酬点数が3,000点~15,000点の方は配慮措置の対象 になりますので、窓口負担額をお間違えにならないよう注意してください。
出典:「後期高齢者医療の窓口負担割合の見直し等に係る医療機関等向けの周知事項(説明資料の提供等、配慮措置 の導入に伴うレセプトコンピュータ等の改修及び診療報酬明細書の取扱い等)について」

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