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会計税務ものづくり補助金採択後について

2022.10.3

Question ものづくり補助金に申請し、採択通知が届きました。採択後に手続きが必要だったり、補助金を 受け取れるまでに時間がかかったりすると聞きましたが、採択後は具体的にどのような流れになる のでしょうか。
Answer 自動的に補助金が支払われるというわけではありません。採択通知の時点ではあくまで補助金交付の権利を得ただけです。その後交付申請を行い、交付決定されてようやく設備投資に移ることができます。採択通知から実際に補助金が支払われるまでは、様々な手続きの上、1年程度のタイムラグがあることにも注意が必要です。

ものづくり補助金の12次締切の公募要領が公開されました。 申請受付は10月24日(月)17時締切となります。
既に受付を終了した11次締切分の採択発表は10月中旬の予定ですが、採択されれば自動的に補助金が支払われるというわけではありません。
採択通知の時点ではあくまで補助金交付の権利を得ただけです。
その後交付申請を行い、交付決定されてようやく設備投資に移ることができます。
採択通知から実際に補助金が支払われるまでは、様々な手続きの上、1年程度のタイムラグがあることにも注意が必要です。

採択後から補助事業完了までの一連の手続き内容と、補助事業を進める上での留意事項等について、詳しくは公式ホームページにて「補助事業の手引き」をご参照ください。

2022年CLIENT7月号でも補助金の概要について紹介していますので、あわせてご覧ください。

● ポイント1

・交付申請承認前の購入はできません。 交付決定後の購入に限ります。
・50万円以上の機器購入の場合、相見積もりを用意しておくとスムーズに手続きができます。

● ポイント2

・「圧縮記帳」が認められます。

「圧縮記帳」とは?

資産の購入代金などから補助金の額を控除(圧縮損として経費計上)して購入価額とすることができ、その購入価格から減価償却費を算出します。
これにより補助金を受取った事業年度の課税所得が減額されるため、一時的な節税効果があります。
税金の総額は変わりません。

● ポイント3

・ 補助金受給後、5年間報告が必要になります。
 報告書作成の代行料金が見積もりに含まれているかご確認ください。
・ 作成代行を行っていない事業者もあります。

★ 実際に補助金が交付された例
・CTスキャン・セレック・マイクロスコープ…ライカM320

※成果事例も全国中小企業団体中央会ものづくり補助事業公式ホームページで検索いただけます。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/jireisearch.aspx

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