マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになります。患者様からも質問されることが増えてきたので、概要を教えてください。 |
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、「医療保険のオンライン資格確認システム」の導入が必要です。 |
患者様の準備(マイナンバーカードの健康保険証利用の申込)
①マイナンバーカードを取得する
②以下を準備
・マイナンバーカード+数字4桁の暗証番号
・スマートフォン(マイナンバーカード読み取り対応のもの)、又はパソコン+ICカードリーダーのいずれか
③マイナポータルのサイトにて、マイナポータルアプリをインストール
④マイナポータルのサイトにて、マイナンバーカードの健康保険証利用の申込
マイナンバーカードを健康保険証として利用するメリット
①転職・結婚・引越ししても、健康保険証の発行を待たずに、保険者での手続きが完了次第、マイナンバーカードで医療機関・薬局を利用できる
②マイナンバーカードを用いて、薬剤情報、特定健診情報、医療費通知情報を閲覧することが出来るようになる
③窓口への書類の持参が不要になる
④マイナポータルで確定申告の医療費控除ができるようになる
医療機関の導入状況
昨年末より徐々に、補助金等の積極的なご活用を検討されている先生を中心に、関心をお持ちの医院が増えているようです。
通信事業ベンダーやレセプトコンピュータ業者からの案内や営業も、3月末の申込期限に向け増えています。
全国的な申込数は1月時点で2割程度ですが、今後増加していくと思われます。
オンライン資格確認システムの導入に関する助成金については、Medical Note No.49オンライン資格確認システムの導入に助成金などはありますか?をご参考ください。