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会計税務従業員のコンプライアンス意識を高める方法は?

2018.5.15

Question 従業員からの患者情報の漏えいが気になります。従業員のコンプライアンス意識を高めるために、有効な方法はありますか?
Answer 情報管理に関する誓約書の定期的な提出や、守秘義務に関する勉強会の実施等があげられます。

医療に携わる者であれば、患者の症状や来院履歴等の情報は、当然厳守すべきものです。
情報漏えいによって、医院の信用は失墜することもありますので、十分な教育を行わなければなりません。通常、医療機関
には個人情報保護法を遵守する旨が廊下等に掲示されていますが、形だけにとどまり、従業員にその内容が十分伝わってい
ない場合があります。

多くの医院では、採用時に情報管理に関する誓約書を提出させていますが、誓約書を提出させるだけでは医院の責任を果た
したことにはつながりません。実際に情報が漏えいすれば、謝罪や賠償はもちろんのこと、信頼回復には相当の期間を要す
る可能性もあります。
また診療所の診療圏は広くはないので、風評被害は甚大です。患者離れという経営上の問題に直結することもあるため、常
日頃からの対策が必要になります。誓約書については、よく説明せずに従業員の理解に任せている場合なども多く、従業員
はその誓約書が何を意味するのか分かっていないということも十分に考えられます。
また誓約書だけでは網羅できない内容もあるでしょうから、重要なことは誓約書で定め、付随する事項を守秘義務契約とし
て具備をする、就業規則に定めておく等が望ましいでしょう。

守秘義務に関する教育を全従業員に対して実施することは、従業員の情報管理に対する意識が高まるため、情報漏えいを防
ぐには有効です。情報管理の責任者が中心となって内部研修を実施し、新たな従業員が入社した際にはその動画を見せる等
新人研修のプログラムにも加えるべきだと思います。

■ 誓約書作成時のポイント

・誓約書の内容を従業員が理解しやすいものとする。(抽象的な表現・難解な表現は使用しない)
・誓約書の内容については、説明する時間を設ける。
・誓約書は1年に1回等定期的に提出させる。
・誓約書の提出対象者は、正社員だけでなくパート社員も含めた全社員とする。
・勉強会を実施し、全従業員に同様の意識を持たせる。

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